されど、一本のデニム。EDWIN×SHIPS コラボの裏にある職人たちの手仕事

されど、一本のデニム。EDWIN×SHIPS コラボの裏にある職人たちの手仕事

日本が誇る歴史あるデニムブランド「EDWIN」。今秋冬はジェットブルーの別注で、オールジャパンメイドの一品を作成。今回は特別に、日に数百本という数のデニムが生み出される、秋田の本社工場にて取材を敢行。数百本のという大量生産の工程の中に、確かに息づく職人たちの”技”や”想い”に迫る。

デニムの作成は大きく分けて2工程に分けられる。生地を裁断し縫い合わせる縫製工程と、それに洗いをかけたり柔らかくする加工の工程である。「EDWIN」は東北を中心に「縫製工場」と「加工工場」をいくつか揃え、万全の量産体制をとっている。それぞれの工場では機械によるオートメーションと、職人さんによる手作業がバランスよく分けられている。一本のデニムがいかにして作られるか。まずは「縫製工場」での作業を見させていただいた。

広島のカイハラデニムや海外からの輸入生地を、型紙に合わせて裁断。パーツごとに、一度に数十本分の反物が作られる。それぞれの生地の束には番号がつけられ、しっかりと管理される。

デニムは大体10~12ほどのパーツを縫い合わせて作られる。前後左右のそれぞれの脚やベルトループやコインポケットなど、宙吊りになったデニムは各パーツを縫い付けるミシンに沿って移動していく。さながら、デニム工場のメリーゴーラウンドといったところ。リベットの打ち込みやレザーパッチの縫い付けなどもやはり手作業にて行われ、スピーディかつ正確に、よどみなく作業が続いていく。

縫製工場にて縫い合わされたデニムは、いわゆる”生デニム”と言われる状態。そのままでは生地が硬くて穿きにくいので、洗いをかけて柔らかくする必要がある。その洗いも、ワンウォッシュからブリーチまで、様々。縫製工場から束になって送られてきたデニムに洗いをかけて柔らかくしていく。またこの工場では、いわゆる「ダメージ加工」も行なっている。ヴィンテージデニムから成形された特殊な板を使って、職人さんが一本一本手作業にてヒゲやスレなどの味だしを行っていくのだ。

また、洗いをかけた後の染料はろ過システムにて、魚が住めるような綺麗な状態に戻してから水路へと排出される。ろ過システムは24時間稼働し、毎日厳しい水質検査がおこなわれている。

「EDWIN」が国内有数のデニムブランドで居続けるその理由が、徹底された品質管理だ。これだけ大量のアイテムが作られながらも、しっかりとした検品体制が敷かれている。縫製工場での検品を経て、加工工場ではさらに2度の検品が行われる。そうやって厳しい検品を経たのちに、出荷され、店頭へと並べられ、我々の手元に届くのだ。

そのようにして出来上がったのがこちらの一本。
レングスを日本人に合うようにと短めに、
さらに立ち姿を美しく導くテーパードシルエットが特徴的だ

スリムテーパードデニムパンツ ¥7,400(+tax)

<素材>
EDWINがカイハラ社にオリジナルでオーダーしている13.5オンスのストレッチデニムを使用。自然なムラ糸にインディゴ100%の染めを施したオーセンティックなデニムには、古き良き風合いと新たな技術が盛り込まれている。

<フィット>
ストレッチデニムが実現する、はき心地のよいフォッティング。ヒザからスソにかけてテーパードし、ウエストサイズに応じて股下を71cmと74cmに分けることで、身長・体系問わずすっきりとはきこなせる。

<洗い>
ワンウォッシュは濃色インディゴ100%の色目を生かした、汎用性の高い色合い。ブルーウォッシュのユーズドタイプは、シーンを選ばないさわやかなライトカラーに仕上がった。

<ディテール>
EDWINによる日本製ジーンズの証として「Made in Japan」ネームと「SHIPS Jet Blue」のダブルネームが腰裏に縫われている。さらに前ポケットの袋布(内側)には、「ALL Made in Japan」で製造されたスタンプを押印。両社の本気の物づくりを象徴するディテールだ。