SPRiNG編集長・平澤氏とKhajuプレス・野海道が対談<br>この夏、着たいTシャツ10選!

SPRiNG編集長・平澤氏とKhajuプレス・野海道が対談
この夏、着たいTシャツ10選!

夏といえばTシャツ。すでにたくさんのブランドが続々と新作をリリースしていて、なかには何を買えばいいのか迷っている人も多いはず。そこで今回、雑誌「SPRiNG」で文化系女子のトレンドを牽引する平澤梢編集長とKhajuプレス野海道がTシャツについて語ります!

野海道:今日は30代女性を代表して、平澤さんにTシャツ選びについて色々と聞きたいと思います。今の時期、たくさんの新作が雑誌などで紹介されていますけど、平澤さん自身が今、気になっているデザインやトレンドってありますか?

平澤梢(以下、平澤):そうですね、ファッション誌の目線でいうとクラシカルなムードが漂うロゴTや、メンズライクな女子が好きなヘインズ、ギャップなどのパックTを紹介することもありますね。「SPRiNG」では大人の女性をターゲットにしているので、今月発売の号でも無地のTシャツを紹介していて、定番品として季節を問わずリピートできるベーシックな無地Tを掲載しています。

野海道:大人の女性はまずは無地Tですね。実は今日、プレスルームにあるTシャツを持ってこれるだけ、持ってきたんですけど、こうしてみると平澤さんの言う通り、クラシックなモチーフやロゴは今季、外せのかなと思います。あと目についたのは、チュールやレースが切り替えられてるものとか……。

平澤:あー、デザインものは確かに注目されていますね。夏らしい透け感のある素材を掛け合わせてたりするのが面白いんですよね。個人的に昔はTシャツといえば、ロックTを着てた時期もありました。

野海道:私、ロックTって着たことないんです。

平澤:そうなの? 1枚で主張もあるからジーンズを合わせるだけで決まるし、結構便利ですよ。

野海道:今シーズンはぜひ挑戦したいと思ってます。

平澤:あと90年代のファッションムーブメント真っ只中を通り過ぎてきた私たちにとっては、ブランドのロゴが入ったものに食指が伸びがち。20年近く経って、リバイバル感を目の当たりにしていますし、X-girlのグラフィックTシャツとかに惹かれています。

野海道:平澤さんって普段、どのくらいTシャツを着てますか?

平澤:あんまりTシャツのイメージを持たれてないみたいだけど、春夏は週の半分くらいは着ているし、秋冬もなんだかんだスウェットやニットの下にインナーとして着てるんだよね。だから考えてみたら1年中着てる。

野海道:そうなんですね! もっとエレガントというか、カットソーを着ているイメージでした。

平澤:全然、メンズのパックTとかも着るしね。同僚にもいわれるんだけど、きっと形や素材がちょっと違ったりするから「Tシャツを着てるな」って印象がないのかもね。

野海道:今日は、お互いのお気に入りTシャツを見せ合う約束だったんですが、さっそく平澤さんのアイテムを見せてください。

平澤:はい、では早速。こうして並べると面白みに欠けるんだけど(笑)、私は断然無地が多いですね。昔はフェスやライブへ行った思い出にグッズのTシャツを買って着てたんだけど、それをやっていると数も増えるし、捨てられなくて困るからやめたの。そして今は無地ばっかり。選ぶポイントは生地感とシルエットですね。私自身、肩幅があって、胸もそこそこあるから1枚で着るときは、少しとろみがあって落ち感がキレイな生地だったり、糸が細くって表面がなめらかな手触りのもの、シルエットもカジュアル過ぎないものを選びます。

野海道:すごい、やっぱり自分への理解というか、自分を知った上で適切に似合うものを選ぶのって大人の女性ですよね。

平澤:そう? ちなみに左はNanushkaのTシャツ。テロテロの柔らか素材と少し長めの袖が、Tシャツだけど上品に見せてくれて着心地もいい。中央はSea New YorkのリブTシャツ。首元や袖、裾が擦り切れたようなデザインなんだけど、ちょっと透け感もあって、白Tだけど少しニュアンスを足したいときに活躍します。右のVネック開きTシャツはSHIPSでも取り扱われているUhrですね。今シーズンスタートしたブランドで、大人の女性に向けた素材感やシルエットが抜群。前後が大きく開いていて、肌見せしてもイヤらしくなりすぎないところがお気に入りです。野海道さんのお気に入りも気になります。

野海道:はい、私は割とカジュアルなものが多いです。

平澤:カレッジTがある!ロゴもの、いいですね!

野海道:そうなんです、これは2年前にハワイで結婚式を挙げたとき、ハワイのスーパーで買ったヘインズなんですけど、旦那さんとお揃いです(笑)。

平澤:いいなぁ! やっぱり、そういう思い入れがあるものって残りますよね。

野海道:(笑)これに関してはそうですね。中央はAURALEEの七分袖Tシャツ。色々と掘り返し見てたら、AURALEEはなんだかんだ、毎年1枚は必ず買ってたことに気づきました。色味がタイプだし、着ていると結構褒められます(笑)。左のA.P.C.は、袖にスリットが入っていて、着るとチラッと肩が見えるところがカジュアルすぎなくて気に入ってます。

平澤:なんだかバラエティ豊かだね。私も思い出のあるTシャツは持って来ればよかったな(笑)。

野海道:でも平澤さんのTシャツの選び方を聞いてとても勉強になりました。素材よりデザインやロゴ使い、グラフィックを見て選んでたけど、今度からは生地やシルエットも見ながら選んでみたいと思いました。

平澤:30代も中盤に差し掛かると、欲しいTシャツにも2パターンあると思っていて。ちょっと高くても、上質で長持ちする素材や好みのシルエットのTシャツを揃えながら、気軽にガシガシ着れるものをたくさん持ちたい。Tシャツって、お高めと買いやすいものを合わせて、シーンや気分でスイッチするようになってくるよね。

野海道:そうですね、なんとなく「これは一軍」って思ってるのがあったり(笑)。高価なものとプチプラなものを使いこなせたら素敵ですね。

平澤:そうですね、でもお互い同じTシャツでもこんなに選び方に差があるのは面白かったです。

野海道:はい、Tシャツにますます興味が湧いてきました。今日はありがとうございました!

「今シーズン、最注目のロゴT。お馴染みのブランドであり、王道のロゴ使いってところが逆に新鮮!」
¥4,500(+tax)/Champion

「ノースリーブ好きの人にはたまらない袖丈だと思います。フロントに縫い付けられたプリントもユニーク! シャイニーなプリーツスカートと合わせてモードにアレンジしたい」
¥20,300(+tax)/AALTO

「リブ生地に、今年注目されているベージュやテラコッタ、ブラウンみたいな暖色と、土っぽいトーンがこなれて見える。一枚持ってると便利ですね」
¥4,600(+tax)/Healthknit × KhajuBUY

「デコルテの開き加減が絶妙! ボーダーは個人的に大好きな柄で、今年はデニムと合わせてちょっとパリジェンヌっぽく着こなしたい」
¥4,500(+tax)/GOOD SPEED

「ブート感が今年っぽいロゴTは展示会の時からずっと気になってました。遊び心満載で注目を集めそう!」
¥20,300(+tax)/AALTO

「フロントのスリットが可愛い! 身長が小さい分、トップには明るい色を持ってきたいので、真っ赤をリコメンド」
¥20,300(+tax)/AALTO

「一昔前のクラシカルなミッキーが描かれたTシャツはカージュでしか手に入らないスペシャルなアイテムです。シンプルなデザインが合わせやすいのか、お店でもオンラインストアでも反響大!」
¥5,500(+tax)/LOVALOT × KhajuBUY

平澤「リピートできる白Tは大人の女性として一つは押させておくべき。ヘインズはネックラインの返しが太めだから、シャツやニットからのぞかせるのに最適です」
野海道「超ベーシックなデザインがとにかく使いやすい。もう定番、レギュラーです」
(2枚入り) ¥2,600(+tax)/HanesBUY

平澤「一時期は遠ざかっていたけど、やっぱりロックTはいいですね。大きめサイズだから、ベルトでウエストマークして着ても可愛い!」
野海道「長めの着丈を生かしてワンピースっぽく着たり、プリーツスカートとか、あえてフェミニンなアイテムと合わせたいです」
¥4,800(+tax)/GOOD SPEED

平澤「チュール使いが今年っぽいですね。シースルーとか、透け感のある素材がセクシーすぎて苦手な人でもTシャツなら挑戦しやすいと思うのでオススメです」
野海道「クルーネックにチュールのパフスリーブというコンビネーションがポイント。デザイン性が高いので、シンプルなスタイリングに合わせたりしてもおしゃれにまとまると思います」
¥16,000(+tax)/soe WOMEN

PROFILE

雑誌「SPRiNG」編集長 平澤梢さん

2010年に宝島社へ入社。『InRed(インレッド)』編集部を経て、2014年より“シンプルおしゃれが好き!”な文化系女子にマッチするファッションやカルチャーを特集する雑誌「SPRiNG」の編集長に就任する。

『SPRiNG』6月号(宝島社)

発売日:毎月23日
特別価格:890円(税込)