大人の女性をアクティブにする<br>「muller of yoshiokubo」の水着が初登場

大人の女性をアクティブにする
「muller of yoshiokubo」の水着が初登場

卓越した技術と知識、創造性に裏打ちされたプロダクトで、多くの女性から支持を得るブランド「muller of yoshiokubo」が今シーズン、ブランド初となる水着をリリースします。そこで今回、過去にもSHIPS MAGに出演いただき2回目となるデザイナーの久保氏と、初登場となるディレクターの内田氏に注目アイテムについてお話を伺いました。

「女」をあらわす
“muller”をブランド名とし
マイノリティな美しさを形づくる

―10年以上にわたり、女性のプロダクトを作り続けていらっしゃいますが、
これまではどのように服作りをしてこられたんでしょうか?

久保嘉男(以下、久保):ディレクターを務めている内田さんと2007年に立ち上げた時「muller of yoshiokubo」は、特別にコンセプトなどを設けず、生地や素材から着想を得て服作りをしていました。世の中の服の潮流を知りながら、オートクチュールの素材を使ったり、他には真似できない生地や技術を盛り込みながら自分たちの服作りを目指して。ブランド名に入っている「女」を念頭に、時代を感じ取る女性特有の感覚に着目したブランドを目指していました。
そんな中ここ数年、海外で展開するときにコンセプトについて聞かれることが増え、様々な挑戦にもそろそろ我々が飽きてきた時期だったので一度、雰囲気を伝えるためのワードを設けるように変えてみて、今2年ほど経ちますね。
内田志乃婦(以下、内田):今回は、アメリカのニューメキシコ州にあるサンタ・フェという都市にフォーカスしてコレクションを展開しています。私も実際にサンタ・フェへ行き、街の様子や空気感にインスパイアされながら、服作りを進めていきました。

内田:久保が過去にオートクチュールのアトリエで働いていた経験と合わせて、他とは違ったエレガントさを追求しながら、その延長線上で今回、ブランド初となる水着を展開することになりました。

自分たちへの
セレブレイトの意も込めて
コレクションの延長線上から
水着を初展開

―10年以上経って、今このタイミングで水着を出すことになった経緯を教えてください。

久保:きっかけは本当に内田さんがポロッと言った「この生地で水着とかあったら可愛いよね」という言葉なんです。このストレッチ性のあるラフィア風ラッセル素材が既にあって、それを見ながら何ができるかなと考えていたんですけど、そしたらこの人がそう言ったの。
内田:そうですね、もともとそんなにアイテム数を増やそうという気持ちはなかったんですけど今の時代、洋服と水着の垣根がなくなってきているのを感じていて。ファッション感覚で水着も着こなす時代だと思っています。だからコレクションの延長線上に、自然と水着が上がってきた感じですね。

内田:ルックでは水着が普段のスタイリングに盛り込まれていたり、水着と同じ素材や柄がウェアにも使われているんです。水着でありながら、ファッションアイテムとして着る人たちが満足の行くものに仕上げました。
久保:でも、水着を作るって大変なんですよ。世界中の洋服を見てきたし、オートクチュールの高価な素材にも触れてきたけど、ラフィア風ラッセル素材となると今までの原理とまた全然変わってきますからね。それでもちょうど10周年だった昨年、自分たちへのセレブレイトの意味も込めて、あえてここでまた新しいチャレンジをしようと。
荷は重くなりますけど「コレクションを増やすのもいいかも」ってことで作ったんですよ。そしたらとても反応が良かったんですよね。

30〜40代、
大人な女性へ向けた水着は
さりげないこだわりが満載!

―おっしゃる通りSHIPSの展示会でも、スタイリストさんを中心にとても好感触なリアクションがあり、
その後の問い合わせも増えています。デザインや作りでこだわった部分について教えてください。

内田:まずストレッチ性のあるラフィア風ラッセル素材がメインになっていて、それに合わせたリブの厚みや質感、ストラップに使っているゴム素材のコンビネーションがポイントです。光に当たると光沢があるラフィア風ラッセルとの差し引きで、マットなものを使ったり細部まで研究しました。また日本人体型に合うよう、私はもちろん可能な範囲でスタッフの子たちみんなにも着用してもらいながら意見をもらって作りました。
久保:デザイン面は申し分ないけど、水着としての検査が大変だったよね。
内田:そうですね、海水のチェックもするし、着心地はもちろん、ラフィア風ラッセルのステッチ部分のあしらいだったり、肌に直接当たるものなのでそこはしっかりと作っています。またカップは金属ワイヤーの代わりに生地のパイピング処理でカップ周りを支えています。それによって肌に当たっても着心地に違和感がなく、脇からのシルエットを美しく見せています。またワンピースは両サイドから体に吸い付くように沿う幅や切り替えになっています。これは試着していただいたらよりわかりやすいと思います。

久保:内田さんは自分がリゾートや海好きだからこだわりも強いと思いますよ。ウエスト周りのフィット感や一歩間違うとどんくさくなってしまうハイウエストボトムのフォルムなど、女性の体型カバーについてアジャストするのはとても得意なんですよね。
内田:このブランドを着てくださる方は、主に30〜40代の女性がお客さまに多いんですけど、年齢を重ねてくると誰でも変化が訪れますし、コンプレックスも増えてくる。そんな中で大人の女性にマッチするデザイン性と機能性をちゃんと兼ね備えた水着になりました。

―久保さんと内田さんの思いが詰まった水着の素晴らしさ、お話から十二分に伝わってきました。
本日は貴重なお話をありがとうございました!

柔らかなラフィア風ラッセル素材に幅広なゴム素材を合わせたブラトップ&パンツ。胸全体をしっかりと包見込んでくれるカップと太めのストラップが安定感抜群です。シースルー素材のトップスなどの下に重ねて見せブラとしても◎。

ブラトップ ¥15,000(+tax)/muller of yoshiokubo
ショーツ ¥8,000(+tax)/muller of yoshiokubo
※SHIPSでのお取り扱いはローライズタイプになります。

トレンド感溢れるワンピースタイプは、体型カバーしながらも都会的で洗練されたリゾートムードを演出。背面に渡るゴムのストラップやウエスト下のリブ素材など、モダンな異素材ミックスがアクセントに。ボディスーツとして普段使いにもオススメです。ストラップ付きなので、ベアとフォルターネックの両方が楽しめます。

ワンピース ¥23,000(+tax)/muller of yoshiokubo

トレンド感溢れるワンピースタイプは、体型カバーしながらも都会的で洗練されたリゾートムードを演出。背面に渡るゴムのストラップやウエスト下のリブ素材など、モダンな異素材ミックスがアクセントに。ボディスーツとして普段使いにもオススメです。ストラップ付きなので、ベアとフォルターネックの両方が楽しめます。

ワンピース ¥23,000(+tax)/muller of yoshiokubo

くすんだトーンのレッドに、ニット地のような花柄がプリントされたビキニセット。コンフォートでクラシカルなフォルムのブラトップに、ギャザー使いが表情豊かなパンツを合わせて。どこか懐かしくもコンテンポラリーな絵柄が新鮮!

ビキニ ¥19,000(+tax)/muller of yoshiokubo

PROFILE

デザイナー

久保嘉男

Philadelphia University’s school of Textile & Scienceを卒業後、ニューヨークのSOHOにあるクチュールコレクションのアトリエで4年間コレクション作製に携わる。その後帰国し、2004年9月に「yoshio kubo」を、2007年にレディースライン「muller of yoshiokubo」、2008-09秋冬よりメンズの別レーベル「undecorated MAN」を発表。

ディレクター

内田志乃婦

大学卒業後、販売員経験を経て渡米。ニューヨークのウィリアムソン PR & ショールームで各国バイヤーとのコミュニケーションに従事する。帰国後、セールス・PR会社にて勤務したのち、2007年に「muller of yoshiokubo」のブランドのディレクターに就任。