2018SS Brand NEW「YuumiARIA」  デザイナー 鈴木ゆうみ氏インタビュー

2018SS Brand NEW「YuumiARIA」
デザイナー 鈴木ゆうみ氏インタビュー

10年近く、古着を使ったリメイクラインから、コレクションラインまでを発表し、コアなファンを獲得してきた「YuumiARIA(ユウミアリア)」がこの度、Khajuにて取り扱いを開始します。そこで今回、デザイナー・鈴木ゆうみ氏に服作りに対する思いを伺いました。

一点物の手作り服が
作りたくて
ライフワークが
そのまま仕事に

ーー鈴木さんのこれまでの経緯と、現在の【YuumiARIA】ができるまでについて教えてください。

鈴木「服飾系の専門学校でパターンを学び、卒業後はメンズブランドのデザイナーアシスタントをしていました。その後、7年ほどで会社を辞め、個人で友達のブランドのお手伝いをし始めたですが、その時に“何か自分でできることがしたい”と思い、手作りで服を作り始めました。それが【YuumiARIA】の前身となる【ARIA】です。その時はインド綿をつなぎ合わせたワンピースを作っていたんですが古着に切り替えて、古着のリメイクラインをメインにやっていくようになって。そこからさらに作ることにこだわり2011年からコレクションラインをスタートしました。
2014年からにブランド名を【YuumiARIA】として、現在はリメイクとコレクション、2つを軸に毎シーズン45〜50型程度、展開しています。」

ーー古着に着目された理由は?

鈴木「古着を使うようになったきっかけは、それこそ高校生くらいの時期ですね、服に興味を持ち始めた頃から手頃に手に入るし、人とは被らないアイテムがたくさんあって。また素材や年代、値段もとても幅広くて、古着は知れば知るほど面白かったから。当時から“これ、もっと着丈が短かったらいいのに”とか思ったら、自分で直したりしていたので、ライフワークがそのままブランドになった感じです」

一古着を崩して作る
リメイクラインと
ゼロから作る
コレクションラインを
軸に展開

ーー異なる2つのラインを、どうやってデザインされているんですか?

鈴木「まずリメイクラインの方は“プラスα”というテーマで考え、デザインしています。基本は男女ともに着れる服を使ってリメイクしていて、手に取った人が自分のワードローブに入れたときに、もともと持っている服とも相性よくマッチしたり、【YuumiARIA】の服を取り入れることで他の服がさらに引き立つような。そういう意味でプラスαになっていけたらいいなと考えています。
もう一つのコレクションラインは“UNUSUAL”をテーマに、普通だけど普通じゃない。ハンガーにかかっているときはわからないけど、お客さんが着用した時に完成する服であり、着た人にしかわからない快適な着心地や隠しポケットなど、ディテールワークにもお楽しみが詰まった服にしていきたいと思っています。コレクションラインは生地から作ったりすることも多く着心地、素材感、デザインがマッチしたものを展開しています。
また私自身がもともとメンズブランドを間近で見てきた経験から、少しだけメンズライクなムードも取り入れているんです。リメイク、コレクションともに基本的にはレディライクに作っているんですけど、シャツやジャケットは全部左前で作っていて。一応、ルール上は男性も着れるように少しだけ遊びを入れています。
最終的にはリメイクラインとコレクションラインを合わせて着こなすことで、【YuumiARIA】としての世界観が完成する、調和が取れるように仕上げています 」

ーーでは最後に、これからの展望を聞かせてください。

鈴木「【ARIA】、【YuumiARIA】とやってきて10年近くが経ちますが、最近はより深く服作りについて考えるようになりました。
服って誰にとっても、とても身近にあるもので、毎日必ず“今日はこれを着よう”とか“この服を着て旅へ行こう”とか“この靴を主役にしよう”って考えると思うんです。その時に“これ!”って言われる理由、毎日でも選んでもらえる理由をたくさん作りたいなと思っています。それは素材だったり着心地だったり、デザインだったり様々だと思うんですけど。時間がある人でも、時間のない人でも関係なく【YuumiARIA】の服を着ればスタイルが完成する、そんな服作りをこれからも続けていけたらと思います 」

ーー本日は貴重なお時間をありがとうございました

スポーティーなアクセントとなるラガーシャツに、さまざまな素材で作られたフリルを取り付け、ティアードワンピースにリメイク。カジュアルなムードとドレッシーな要素が混在する、唯一無二の存在感を発揮します。

ワンピース ¥26,000(+tax)/YuumiARIA

ビンテージTシャツの両袖にフリルを取り付け、遊び心溢れるロンTにアレンジ。中央にはシフォンを刺しゅうすることでレディライクな雰囲気も残しています。

フラワースリーブTシャツ ¥19,000(+tax)/YuumiARIA

ミリタリーアイテムであるリブトップスの同じものを2枚使って作られたカーディガン。もとのデザインを生かしながらもポケットを付けたり前たてを付けたりと、二度見してしまいそうな個性が覗きます。赤のステッチ&ボタンもポイントに!

カーディガン ¥26,000(+tax)/YuumiARIA

Pコートのフォルムをベースに、トレンチコートの生地を使い、それぞれの要素をドッキング。さらに春夏を意識して軽さを出すために、ウエストから下をシフォン素材で切り替えて。前を閉じればワンピースのように着用も可能。両アームホールの下が開いているので、袖を通さずベストのように着こなしても◎。一枚あるだけで、独創的なコーディネートがどんどん思いつきそうな逸品です。

トレンチコート¥78,000(+tax)/YuumiARIA

一見ワンピースのように見えるが、実は足元がパンツ仕様になっているオールインワン。とろみのある生地が美しい落ち感を作り出し、フェミニンなムードを引き立たせます。ウエストの位置にジップが取り付けられているのでトイレでの着脱も楽チンと、着た人が嬉しいディテールワークに。

オールインワン ¥38,000(+tax)/YuumiARIA

ハリのある生地を使い、ボリュームたっぷりに作られたパンツは、両足のサイドに大きくスリットが入ることで、優雅な表情と女性らしい肌見せが実現。スタイリングに抜け感をプラスしてくれます。

スリットワイドパンツ ¥39,000(+tax)/YuumiARIA

コレクションラインの中でも、希少な生地を使って作られたアソートのエプロンシャツ。大きく開いたVネックやフリル、ギャザーにミニ丈と、ガーリーな要素が散りばめられたデザインに。作りながらも生地やディテールパーツが変わるので、一点一点オリジナリティ溢れるアイテムになっています。

エプロンシャツ ¥28,000(+tax)/YuumiARIA

撮影協力店舗

NUMBER A (ナンバー・エー)

住所: 107-0061東京都港区北青山3−12−2−1F
東京メトロ 表参道駅 B2 出入り口から徒歩2分

営業時間 :11:30 - 24:00
LUNCH MENU / 11:30 - 17:00
GRAND MENU / 15:00 - 24:00
LAST ORDER / FOOD 23:00 DRINK 23:30

電話番号:03-6427-4038

PROFILE

鈴木ゆうみ
YuumiARIAデザイナー

2001年、文化服装学院を卒業。2008年よりリメイクブランド「ARIA」を立ち上げる。コレクションラインも加わり、2014年に「YuumiARIA」に改名。